2015年11月24日

〈28〉 育文社、終幕す

 『医大受験』の終刊につづき、残念なお知らせをしなければならない。
それは、育文社がこの12月で74年の歴史に幕を降ろしたからである。
その話は、『体系化学』Blogにも記載があるので、おおまかな事情などは
そちらなどを参照していただくとして、『漢文解析』に関わることを述べよう。

『医大受験』16号最終刊は、市販されず定期購読者に進呈という形になったので、
読まれていない方も多いはず。そこには、以下のような連載がしてある。
pdfファイルを貼り付けておくので、自由に読んでほしい。
      医験vol.16.10-漢文.pdf
ただし、紙面の都合上、ページが逆順となっている点はご容赦願いたい。
ここでは、「漢文基礎句法ドリル」(1)と題して書いたものである。
終刊号に初回連載を載せるという「天邪鬼」的趣向である。
今後は、現役高校生が漢文を学ぶにはどうしたらよいか、というテーマに向かって
この連載のつづきが、GHSでの講義をくぐらせながら綴られていくことになろう。

遺憾ながら、当然ながら『漢文解析』は育文社が閉じるに伴い、市場に供給されなくなる。
まだ在庫は若干あるようであり、その後の購入はGHSでも可能なように
しかるべき窓口を設けることになるだろう。
本HPも、GHSのHPと統合され、その中のコーナーで、テキストの紹介・展開・購入(?)という形で、
続くことにしようと考えている。

それは残念至極ではあるが、漢文の文法に関しては、『漢文解析』でほぼ尽きており、
それと『医大受験』に連載した、東大入試漢文を含む解析例のストックで、
入試のための教材としては必要十分と思われる。
それゆえ、今後は、そこに至るまでの道を高校生に向けて発信することにした次第である。
posted by Kyuzen Ichikawa at 20:29| 閑綴帳