2016年12月30日

〈37〉 平成二十八年 回顧

GHSでの今年の授業を振り返ってみたい。
前期は、第1回〜11回まで、週一回60分の授業。
ホントウは物理や化学の時間までもずーっと漢文をやっていたい
というのが本心ではあるが、社会常識的には、このくらいの軽目のスタートがよい。

この間は、GHSのHPのテキスト公開コーナーにもアップしてある
「漢文基礎句法ドリル」テキストにそって、「漢文単語50」を5つ位ずつ紹介しながら、
ドリル1〜8をこなしていくメニュー。この間に『漢文解析』の読書を課した。

7月に入ると、時間は80分に拡大。最初の20分は、実際に過去問を解いて、
その後に解説。ものによっては解説は二週にわたるこもあるが、このスタイルが、
第12回〜25回まで続く。そして12月内で終了となる。
この間に、扱う過去問は11題。漢文の解析例としては充分な数と思っている。
また、漢文の精神世界と、漢文世界の地理とを知り、ひいては我々和人にかかわる
漢文の伝統を知るには適切なボリュームである。
年間授業計画とテキスト・解説のデータ化はほぼ終了しており、
GHSの独自カリキュラムとして確立したのが、本年の収穫であった。

ここからどこへ行く?「同じことを教えるようになったらエンドだ」と
言っていたではないか?との熱心な読者からの声も聞こえそうである。

センター試験はすでに30数年の歴史があり、本試・追試をあわせると
その倍の過去問があるわけで、趣味(?)としては解析例を増やしていき、
生徒の独習に供する作業はつづけたいし、漢文句法ドリルは、実はまだ、
前半部分でとまっていて、後期の授業で実戦的にとりあげる句法についても
ドリルをつくっていきたいと思っている。
・・・・・時間があればだが。ご存知の方には繰り返しになるが、
本業に加えて、物理や化学のあれこれがその時間に食い込んでくるので、
もどかしい。せめて来年は、漢文の愉悦に浸る時間がもう少し取れますように。
posted by Kyuzen Ichikawa at 03:29| 閑綴帳